4月24日(日)『マーチャオA』にて、チャリティー麻雀大会を開催いたしました。
30名の方にご参加頂き、
参加費として90,000円
募金として61,487円
合計151,487円の義援金を集めることができました。
全額を「日本赤十字社 東北関東大震災義援金」に寄付致しましたことをご報告させて頂きます。
協力麻雀店様
・マーチャオ京都四条烏丸駅エース店
協賛企業様
・マツオカ株式会社
・麻雀ポータルサイト 雀サクッ
・雀荘パラダイス
ご参加いただいた方々、協力・協賛いただいた麻雀店・企業様
ありがとうございました。
≪チャリティー麻雀大会レポート≫ 4月24日、京都。
桜も散り始め、もう新芽が顔を出す季節だというのに、朝の京都はまだ少し肌寒い。
スーツに身を包み、気を引き締めて扉を開いた。
「おはようございます!」
――今日は日本プロ麻雀協会主催のチャリティー大会。
大会を開催するにあたり、今回会場をご提供頂いたのは、マーチャオグループ様。
マーチャオ店舗の中でも最大規模の広さを誇るマーチャオA四条烏丸店には、
既に沢山の協会員が集まりつつあった。
皆ぱたぱたと会場の設営に大忙しだ。
2011年、3月11日
未曾有の東日本大震災により沢山の方々が住む家を無くし、家族を亡くした。
その絶望や悲しみは、関西に住む私たちには計り知れないものだろう。
津波から逃れ命は救われても、生きる目標を失ったかもしれない。
この先どうしていけば?
生まれ育った故郷には、一体いつ戻れるのだろう?
震災から1ヶ月以上経った今でも、行方不明者の捜索活動は続いている。
とてももどかしい。動き出したい。関西に住む私達にも、出来る事は無いだろうか?
一人で募金箱に募金をするよりももっと大きく、みんなで力を合わせて出来るコト。
それは、“麻雀打ちの私達”だからこそ出来る事でないといけない。
それに「意味」があると思った。
同じ日本で、真っ暗闇の世界に生きる人たちがいる。
ろうそくのように小さな光でもいい。私達が光を灯したい。
――そんな想いから始まったチャリティー大会。今回で2回目の開催となる。
「これ、一般の方からご提供頂いた賞品です!」
そう言って紙袋を手渡すと、皆の顔がぱぁっと明るくなった。
チャリティー大会の賞品は、基本的に全て無償でご提供頂いた物ばかりだ。
協賛して下さる企業様が麻雀グッズや本等を沢山ご提供下さったり、協会員が私物を持ち寄ったりして賞品が集まるのだが、
こうやって一般の方がご好意で賞品をご提供下さる事もある。
こういった一人一人の温かい気持ちがとっても嬉しい。
「そうだ!協会員の寄せ書き色紙を賞品として作ろう!」
一北関西本部長の一声で、運営で参加している私達8名のプロの寄せ書き色紙が作られる事になった。
チャリティー大会という記念すべき日の賞品なので、特別な物にしたかった。
そして話し合いの結果、稚拙ながら私が色紙の中央にイラストを描かせて頂く事となった。
とっても簡単なもので、大して時間も掛けられないけれど、果たして喜んで頂けるのだろうか。
そんな事を考えながら、3枚の色紙にイラストを描いた。
差し入れとして頂いた沢山の食事や飲み物を並べなくてはいけないし、どのように進行していくかの話し合いも難航中。
受付開始時間までに準備が終わるのだろうか!?
しかし、イベントへの楽しみな気持ちが、その焦りさえも心地よく思わせたのだった。
そうこうしている内に、続々と参加者の方々が集まってきた。
今回参加して下さった方々は、総勢30名。
そして、協会員が8名。
協会員が2名卓に入って合計8卓で大会をスタートする予定だったのだが、
急遽6名の協会員が卓に入り1卓増やしての9卓に変更となった。
そうすると、常時立っている協会員はたった2人だけという事になる。
スムーズに運営出来るかどうかという不安もあるし、
データ入力も迅速に行わなくてはならない。
円滑にイベントを進行させる事だけを考えれば、
無理矢理に卓数を増やす必要は無かったのかもしれない。
しかし、そうしてまでも“6人が卓に入る”事に意味を持たせたかった。
なぜなら私たち協会員も、今日と言う一日を作り上げる歯車になりたかったのだ。
少しでも沢山の協会員が卓に入って一緒に打つ。
私達麻雀プロと対局する事で、喜んで下さる方がいるかもしれない。
くだらない話で笑わせられるかもしれない。
協会員一人一人が、参加者の皆さんと麻雀を打ち、自分の手で、少しでも楽しんで貰えるように会場を盛り上げるお手伝いがしたいと、そう思ったのだ。
大会は順調に進行し、会場の雰囲気もとっても明るかった。
皆真剣に麻雀を打ちつつ、所々で会話が盛り上がり、笑顔の花が咲く。
参加者の方々の笑顔を見て、色々な方々と話が出来て、とっても嬉しかった。
そして、今日という素敵な一日から生まれた沢山の募金を被災地に届けられる。
なんて素晴らしい事なのだろうと思った。
今回、「麻雀大会に参加するのは初めて」という女性の参加者の方がいた。
まだまだ麻雀は慣れない事ばかりで不安な気持ちの中、
旦那様に誘われて勇気を出して参加して下さったそうだ。
同じ女性として、これ程嬉しい事はない。
残念ながら私自身の同卓は叶わなかったのだが、
「すごく楽しかった、参加して良かったです!」というお言葉を頂けた。
それを聞いて、私はほっと胸を撫で下ろした。
麻雀大会に参加してみたいけれど、勇気が出ない。
そういった麻雀始めたての方や女性の方がいたら、次は少しだけ勇気を出して参加してみて欲しい。
実際に牌に触った事が無くても、点数計算が出来なくても、大丈夫。
協会員が全身全力で、楽しい一日になるようなお手伝いをさせて頂く事をお約束します。

こちらは、今回の大会で皆様にお配りさせて頂いた手作りの冊子。
私は表紙のイラストを描かせて頂いた。
鳳凰は、英語ではチャイニーズフェニックスとも呼ばれている。
自らの能力で自分自身を再生すると言われているフェニックスのように、
被災地が復興する事を切に願い、鳳凰を表紙のテーマに選んだ。
尚、今後の大会でもこういった冊子を色々作っていく予定ですので、乞うご期待!
白熱した4半荘を勝ち抜き御優勝されたのは、女性参加者の財前 江美子さん。
最終半荘は、オーラスでのハネ満ツモ条件をクリアして力強く掴み取った優勝でした!
お見事!!
Congratulations!
お忙しい中、今大会にご参加下さいました沢山の方々、本当に有難う御座いました。
皆様からお預かりしました募金・参加費全額は、日本プロ麻雀協会が責任を持って被災者の方々へお送り致しました。
小さな大会ではありましたが、皆様にとって忘れる事の出来ない思い出になっていると嬉しいです。
例え一人一人では小さい力でも、集まれば大きなものになります。
集まった募金の金額からも、その大きさを実感出来るのではないでしょうか。
私達は、麻雀が大好きな皆様と力を合わせて今大会を作り上げられた事を心から嬉しく思います。
麻雀を通じて生まれた皆様の温かい気持ちは、きっと被災地の方々へ届いていると思います。
これからも、自分に出来る事を少しずつ、一つずつ、見つけて行きましょう。
このチャリティー大会が、そのきっかけとなる事を願っています。

(文・山田 千明)
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